くま社長日記 Vol.165 「稚内紀行 その2」
更新が大分遅れたけども、「その2」。音威子府の黒い蕎麦を食べて、一気に一路、稚内へ。あれれ、こんなにまだあったかいな、と云うくらい、まだまだ稚内は、遠い。
が、漸く市内に入りにぎやかな雰囲気に。そのままホテルにチェックイン。ドーミーインさん、これが、いい。建ってばかりのキレイな佇まいは、フロントもとても気持ちいい清潔感で、旅を一層、好印象にしてくれた。お部屋の鍵を戴いてエレベーターで今回のお部屋がある、9階へ。これがまた、とってもよいお部屋。シングルなんですが、セミダブル以上のお部屋に感じます。高速インターネットもあたりまえ。トニカク、キレイなお部屋でした。
さてさて。タクシーを呼んでいただいて、大黒町へ。
まっつぁんを翌日のインストアライブ会場である、西條稚内店に下ろして、ボクはこの日のライブ会場である、稚内のミュージックバーへ。
あらら、もう既に、満員御礼。ワンドリンク片手に、壁の花。それでも、後から後から、お客様のご来場。ぎゅうぎゅう詰めの中、Hide-c. の凱旋帰国初ライブが始まりました。
ピアノの弾き語り、ギターの弾き語り。彼独特の空気感の中で暖かい拍手を戴きながら、
つつがなく、進行していく。ジモティーのみ理解しあえる、固有名詞の連打を MC トークに交えながら、なんとも暖かいライブに。また地元の若人ドラマーのセッションもあって、ホントに楽しいライブ。(詳細は日之出音楽事務所HPで)さて、第3部。
ホントに稚内か、ここは。
お店のマスター率いるハコバンにお手伝いいただき、Hide-c. とリハなしのセッションに突入。ダニー・ハザウェイのライブ、っつー名盤がそのまま。いや、まじめな話、大げさじゃないよ、ホント。WHAT'S GOING ON、もう最高でした。あのアルバムの中に、自分がいる錯覚に陥りました。これにチャレンジした人々をボクは何人も何度も、観てます。はっきりいって。
ちょっと贔屓に聞こえるかも知れませんが、ヤバかった。携帯で 1分半程のみ、動画を押さえてありますので、そのうち、日之出音楽事務所のHPがリニューアルした暁に、Podcast で配信してみたいと思います。お楽しみに。
余りの出来の良さにボク、感動しちゃって、泣きっ放し。でもアンコールも果てしなく、同じ曲、3回もやったね。でも何回聞いても、素晴らしかった。ハーパー1本相当、あけちゃいましたね、結果、一人で。
翌日のインストアの準備、体調管理の為に、早めに打ち上げを後にした Hide-c. をよそに、カナリ遅くまで地元の方によくしてもらっちゃいました。で、教えてもらったのが、庄内食堂(間違ってたら、ゴメン)。
玄関先でちゃんと「こんばんわ」とご挨拶して、奥の小上がりやボックスはさっすが、混んでましたが、ボクは、さっと混んでいないカウンターに座って、さて、注文、と思ったんですが、やけに無愛想なおばちゃん。ちょっと、黙って居てみよう、と思ったけど、アホみたいに発注するバカ男にさすがにこらえきれず、話しかけてくれた。話したら、面白い、暖かい方でした。作戦成功。
タクシーで、ホテルに。何時に帰ってきたのか、全く覚えていないんですが、ホントにファンタスティックな夜だったと、記憶しております。
つづく。
2007-09-16 22:37
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