大変ご無沙汰しました。
北海道のくま社長、ホームページの更新もさることながら、このくま社長閑話、大変ご無沙汰してしまったのである。原因は、Facebookである。これには、はまった。ケータイをiPhone3GSからiPhone4Sに代えて益々、はまった。はまっているのである。お友達は568人にもなり(決して多すぎる、と云う数ではないようだ。2,000人オーバーなど、すんごい人が何人もいる。)、我ながらビックリしておるのだ。これはしかし、なぜこのくま社長、大いにはまっているのか、簡単な分析がされてしかるべきである。単純に、寂しいのである。「どっこいここに生きているんだぜ、ベイベー。」的な部分もある。「逃げも隠れもしないぜ」的な部分もあるのかもしれない。またPCに向き合う時間よりスマホをいぢっている時間が長いのかもしれない。そう云う意味では、子供にDS持たせてるのと何にも変わらないのかもしれない。実際、地下鉄、電車、バスの中で、その乗客の殆どが車両に乗り込むや否や、ポケットからケータイを取り出したかと思うと、物凄いスピードで指を動かし始めるのだ。みんな手に持ったケータイを見ているから、殆どが皆、下を向いている。これは妙な絵面(えずら)である。ニンテンドーがDSを出したばかりの頃は、子供たちに限った車内風景だった記憶があるが、「時間の過ごし方」とすれば、なんだか寂しいキモチになったものだ。が、しかし。乗り込んだと思ったら「ドカッと」ぎゅうぎゅうのシートに尻を割り込ませ、ケータイを開き、お化粧ポーチを取り出し、利き手ではお化粧、反対の手ではメール、と云う女子高生をよく見かけたものだが、今となっては、どうだ。老若男女、おそるべき普及速度なのだ。おじさんも、おばさんも、おじいちゃんも、おばあちゃんも、角帽をかぶった小学生も、パンツを見せる程下げたキタねえジーンズを穿いてる茶髪のにいちゃんも、まつげの上にマッチ棒が50本くらいは楽勝で乗りそうなおねいちゃんも、くたくたのスーツでへろへろのサラリーマン戦士たちも、見目麗しき清楚なお嬢様も、みんなみんな、一斉に下を向くのである。
私は考えた。ケータイをいぢっていい時間を決めなくては、キャリア3社の格好の餌食だ。出来れば本を読みたい。車内にWiFiが飛ぶようになるには後数年かかりそうだ。iPad2は素晴らしい。しかしそれもケータイいぢっているのと何が違うのか?このままでは隣にいる社員にもケータイで用件をメールしてしまうかもしれない。人間の人間だけが持ち得る文明、「言葉」、そしてそれを口から発して伝達する、紙に書いて記録する、と云うコミュニケーションと云うスーパー素晴らしい文明文化、特権が、ゴロゴロと音を立てて崩れていくのではないか?
私はいろいろ考えた。そうしてたどり着いた。
もうしばらく、様子を見よう。
一旦、ここで筆を(タイピングか?)置く事にするが、直ぐに今日Facebookにアップした今日の大切なエピソードをコピペしてUPしたいとおもう。
それでいいのか?
よく、わからない。
とりあえず、利便性にのみ、依存しておくことにする。
しばらくじっくり考えたい。
2011-12-08 12:46
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